マイナ保険証、ご存知ですか?

2021年10月から、医療機関や薬局で健康保険証としてマイナンバーカードを利用できるようになりました。

これが、通称「マイナ保険証」

簡単に言うと、より良い医療を受けるための1つのツールです。

今回はこのマイナ保険証のメリットや使い方についてご紹介していきます。

「今までの保険証じゃだめなの?」 

「よくわからなくて不安…。」

、、、その気持ち、わかります。

しかしもう皆さんご存知かも知れませんが、今年12月より現行の健康保険証の発行が終了し、マイナンバーカードでの保険証利用を基本とする仕組みに移行するとされています。

そのメリットについて、ここでは以下の2つをご紹介します。

①データに基づくより良い医療が受けられる

②手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される

詳しくみていきましょう!

①データに基づく

より良い医療が受けられる

「今服用中の他のお薬の名前はわかりますか?」

「過去にこのお薬を処方されたことはありますか?」 

などと聞かれて、毎回完璧に答えられますか?

自信を持って答えられているという人はあまりいないのではないでしょうか。

しかし、健康に関する大切なことなので、やはり正確に把握しなくてはなりません。

そこで活用できるのが、このマイナ保険証です。

マイナンバーカードに皆さんの情報が組み込まれるので、同意さえすれば過去に処方されたお薬特定健診などの情報を医師や薬剤師にスムーズに共有することができるのです。

そうすることで、皆さんが全て把握していなくても正確な情報が私たちに伝わり、安心してより良い医療が受けることが可能になります。

②手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額(入院時の食費負担や差額ベッド代等を除く)が、ひと月で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。

これまでは、支給を受けたり上限額に抑えたりするために申請書類を提出、もし間に合わなかった場合は高額な費用を一時的に支払わなければいけない、、などとと皆さんの負担が多くありました。

しかしマイナンバーカードを保険証として利用し情報提供に同意すれば、公的医療保険が適用される診療に対しては限度額を超える分を支払う必要がありません。

手続きなしで高額な限度額を超える支払いが免除されるってとても魅力的じゃないですか?

このように、マイナンバーカード1枚に皆さんの情報を集約し、より良い医療をご提供するのがマイナ保険証です。

ご不明点や何か不安な点などがございましたら、お気軽にご相談ください!