Happy Halloween!
2024年も、残すところあと3ヶ月となりました。
10月といえばハロウィン!🎃
そしてハロウィンといえばかぼちゃ。
16世紀にカンボジアから伝わったとされている、とても栄養豊富な野菜です。
今回は、ハロウィンにちなんでこのかぼちゃについてご紹介していきます。
<かぼちゃの栄養素>
カボチャには、図のように大きく分けて4つの栄養素が含まれています。
①ビタミンA(βカロテン)
皮膚や粘膜、目の健康を維持!
皮膚や粘膜を健康に保つ働きをもち、シミやしわ、肌荒れなどのトラブルを防ぐと共に、細菌やウイルスなどの外敵に対する抵抗力を高め、かぜなどの感染症にかかりにくくします。
また目の網膜にある光や色を感知するロドプシンという物質の主成分であり、目でものを見るために必須のビタミンとして働きます。これが不足すると暗順応障害が起こり、薄暗いところでものが見にくくなることも。
②ビタミンC
風邪の予防や美肌効果が期待できます
これから寒くなって風邪やインフルエンザが流行り出すこの季節、欠かせないビタミンC。
化粧水などにも使われる、肌にも良い効果をもたらしてくれる栄養素です。
メラニンの生成を抑制し、肌のしみ、そばかす、日焼けなどによる色素沈着を緩和する効果や、コラーゲンの生成を助け、肌の弾力を維持する効果の他、抗酸化作用もあります。
③食物繊維
腸内環境を整えて便秘解消に。
かぼちゃは特に食物繊維の豊富な野菜としてよく挙げられます。
脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあるため、肥満や脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高血圧など生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できます。
かぼちゃに含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」というものなので、便を柔らかくする働きを持つ「水溶性食物繊維」を含んだ海藻類やきのこ類も一緒に摂取できるとなお良しです。
④ビタミンE
抗酸化作用で体内の脂質の酸化を防ぎます。
加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つことから、“若返りのビタミン”とも呼ばれます。
かぼちゃには野菜の中でも特に多くのビタミンEが入っているとされています。
ビタミンEは、ビタミンAやビタミンCと一緒に摂ることでより抗酸化作用が高まるので、全てを兼ね揃えたかぼちゃは効率よく栄養を摂るのに打ってつけだと言えますね(^^)
このように必要不可欠な栄養を豊富に含んでいるかぼちゃ。
これらを効率よく摂取するために、栄養を逃さない調理のコツもお教えします!
〜おすすめ調理方法〜
①茹でるときは茹で汁も活用!
かぼちゃに含まれるビタミンCは水溶性の栄養素で、茹でるとそれが流れ出てしまうそう。茹で汁を捨ててしまうということは、大事な栄養素を捨ててしまっているのと同じなんです。スープに活用したりと、残さず栄養を取れるように工夫できるとGOODです。
②油を使う
β-カロテンは油と一緒に摂ると体内へ吸収しやすくなります。そのため、揚げる・炒めるなどの油を使った調理法がおすすめ。オリーブオイルで炒めてマリネにしてみたりごま油で揚げ焼きにしてみたりと、油を変えれば調理の幅も広がりますね。
③電子レンジも!
茹でたり炒めたり、という作業が大変な時もあると思います。そんな時は電子レンジ!ラップでくるんで電子レンジで加熱すると、水溶性の栄養素の流出を防ぐことができます。栄養を逃さず、かつ簡単に調理できておすすめです。
*可能であれば、皮ごと食べるとくまなく栄養を摂ることができます。堅いところは切り落として、食べられるところだけそのまま調理すると良いでしょう。
かぼちゃについて、理解を深めていただけたでしょうか?
長かった夏もそろそろ終わり、だんだんと風邪などが流行る季節になってきます。
普段あまりかぼちゃ買わないな〜という方も、この機会にぜひ試していただいて、寒さやウイルスに負けない身体を作りましょう!
◆薬剤師を募集しています◆
2025年春に、浜松市中央区内にアクト薬局の新店がオープンします。
それにつき、管理薬剤師を大募集中です!
未経験可、週3日休日もOK◎
気になった方は下のボタンより採用ページをご覧ください。