冷えに立ち向かおう!

寒い冬の朝、手足が冷たくて目が覚める、

厚手の靴下や毛布を重ねても冷えが取れない…。

こんなお悩み、ありませんか?

これらは「冷え性」の症状の一例です。

ただの寒さだと思われがちなこの冷え性

実は、体と心からのSOSサインかも…。

ぜひこの記事を参考に、体も心もポカポカな冬を目指しましょう!

〜冷え性って?〜

そもそも冷え性とは、

外気温に関係なく、特定の部位(主に手足)が異常に冷たく感じる状態

を指します。

特に女性や高齢者に多く見られますが、現代では男性や若年層にも増加傾向があります。

主な原因は、

血行不良

です。

血液は体の隅々まで酸素や栄養を運ぶ役割を持っていますが、血管が収縮していると血液が行き届かず、冷たさを感じるのです。

〜どんな人がなりやすい?〜

冷え性になりやすい人の特徴としては、主に以下のようなものが挙げられます。

>女性

*ホルモンバランスが変化しやすい

*筋肉量が比較的少ない

>デスクワーク中心の人

*運動不足で血流が滞りやすい

>ストレスを感じやすい人

*交感神経が優位になり、血管が収縮

>ダイエット中の人

*栄養不足で体温が低下しがち

>冷たいものを好む人

*内臓の冷えが全身の冷えの原因に

特にこの冬の時期は、ただでさえ寒い上に運動量も減り、室内で作業することも増えることから冷え性の症状が顕著に現れてくるのではないでしょうか。

ここからは、対策や、冷え性改善のためにできること、体を温めるコツなどをご紹介していきます!


1:食事面

内臓の冷えが体の冷えにも関係しているため、体の中に取り入れるものはとても重要です。

体を温める食べ物といえばこの3つ!

1. ショウガ

ショウガには「ジンゲロール」や「ショウガオール」という成分が含まれており、血流を促進して体を温める効果があります。

特に加熱したショウガは体を芯から温める作用が強いです。

飲み物に加えたり、スープや煮込み料理に入れるのがおすすめです。

2. かぼちゃ

かぼちゃはビタミンEが豊富で、血行を良くする効果が期待できます。

さらに、炭水化物がエネルギー源となり、寒い季節の体を温めるのに役立ちます。

煮物やスープ、グラタンなどで摂ると良いでしょう。

ハロウィンの時の記事にカボチャについて詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください!

3. ネギ(特に長ネギ)

ネギには体を温める効果がある硫化アリルという成分が含まれており、血行促進に寄与します。

また、風邪予防にも効果的

鍋料理や味噌汁など、温かい料理にぴったりの食材です。

これらの食材を取り入れた料理を日常的に食べることで、冷え対策ができます。

また、朝一番の白湯もおすすめ!

血行促進だけでなく、便秘解消リラックス効果も期待できちゃいます。

体の内側からアプローチしていきましょう!

2:運動面

筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、血液を循環させるポンプの役割を果たします。

筋肉量が少ないと血流が悪くなって冷えを引き起こすので、やはり運動は欠かせません。

体をあたためるおすすめエクササイズをご紹介します!

つま先立ち
かかとを上げてつま先立ちし、2〜3秒キープ。

これを10回繰り返す。足先の血行が良くなります。

足首回し
足首をゆっくり大きく円を描くように回す。

左右各10回で足先の冷えを予防。

腰回し
足を肩幅に開き、腰を左右それぞれ大きく回す。

血流が良くなり体がポカポカになります。

こういったエクササイズを気づいた時に行えば、血行が滞ることがなくなり冷え性改善を期待できます!

また、お風呂上がりのマッサージツボの刺激もおすすめです。

湧泉(ゆうせん)」や「三陰交(さんいんこう)」といったツボを刺激することで、血流が改善されます。

温泉に行って体を温めるのもいいですね!

3:衣類面

最終手段はやはり衣類などで体を寒さから守ること。

ここでは、冷えと衣類にまつわる豆知識をご紹介します!

「重ね着の順番」で効果が変わる

重ね着をするときは、

肌に直接触れる部分に

吸湿性の高い素材(綿やウール)

その上に、

保温性の高い素材(フリースやダウン)

を着るのがおすすめ。

これにより汗を吸収しつつ、体温をしっかり保てます。

首元を温めると体全体がポカポカに

首、手首、足首の「三つの首」を温めると、血流が良くなり全身が温まります。

特にタートルネックやスカーフ、マフラーは、効率的に体感温度を上げてくれるアイテムです。

また、実は「くびれ(腰回り)」も第4の「首」として知られています。

腹巻きなどで腰回りを温め、内臓を冷やさないようにしましょう!

締め付けすぎは冷えを悪化させる

タイトな衣類は血流を妨げるため、冷えを悪化させる原因に。

特に冬場は、適度にゆとりのある靴下やレギンスを選ぶのが重要です。

湿性のある薄手の靴下を履き、その上から保温効果の高いものを選ぶのがベストです。

また、電気毛布湯たんぽなどのアイテムに頼るのも効果的。

エアコンやこたつは肌が乾燥するので、加湿器などで乾燥を防ぐことも重要です。

冷え性の放置が招くリスク

冷え性をそのままにしておくと、免疫力の低下代謝の悪化、さらには婦人科系疾患などのリスクが高まります。

日常の小さな工夫で冷え性を改善し、健康的な体を維持しましょう。

〜さいごに〜

冷え性は、症状がひどいと睡眠の質が悪化したりストレスの原因になって悪循環を生み出したりします。

今日からできる冷え性の対策や改善策を生活に取り入れて、心も体も暖かく冬を乗り越えましょう!

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